アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)の効果・効能を紹介しながら、毎日の体や心のトラブルなど、メディカルな活用の仕方をメインに健康や体調管理にも役立つおすすめの使い方をご紹介します。

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アロマテラピーの作用

むくみ、冷え、血行不良などに!血圧・リンパ・循環系にはたらくアロマテラピーの作用とおすすめの精油

投稿日:2016年11月6日 更新日:

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アロマテラピーには、原料となる植物ごとにさまざまな作用があります。ここでは、おもにむくみ、血行、リンパなどの循環系にはたらく作用の説明と、その作用をもつエッセンシャルオイルを紹介します。

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むくみ、血行、循環系にはたらくアロマテラピーの作用

血液、リンパや水分などのめぐりを良くし、循環系の機能を改善する作用です。肩こりや冷え、むくみなど血行不良が原因の症状を改善し、代謝を良くします。血行をよくするため、肌に使用すると肌のトーンアップやにきびなどの改善につながるうれしい効果も。

循環促進作用(じゅんかんそくしん・さよう)

血液の循環を刺激促進します。体を温める効果があります。

【循環促進作用のある精油】
オレンジシダー、ベイローレル、レモン、クローブ、シナモンリーフジンジャー、ブラックペッパー、ローズマリー

リンパ刺激作用

リンパの働きを活性化します。下半身などむくみやすい箇所に。

【リンパ刺激作用のある精油】
オレンジグレープフルーツシダーシナモンリーフジンジャーゼラニウムティーツリー、ニアウリ、パインパチュリ、ブラックペッパー

浄化作用(じょうか・さよう)

血液を浄化し、老廃物の排出を促します。スキンケアにもおすすめです。

【浄化作用のある精油】
ジュニパーゼラニウムフェンネルレモンラベンダーローズマリー

利尿作用(りにょう・さよう)

体内の水分のめぐりを良くし、尿量を増大させます。

【利尿作用のある精油】
アニスカモミールグレープフルーツサイプレスシダージュニパーゼラニウムタイムフェンネル、ブラックペッパー、レモンレモングラスローズマリー

血圧降下作用(けつあつこうか・さよう)

血圧を下げます。血圧が高めの方や、寝る前などに。

【血圧降下作用のある精油】
イランイランカモミールクラリセージネロリマジョラムレモンバームラベンダー

血圧上昇作用(けつあつじょうしょう・さよう)

血圧を上げます。高血圧の方は使用を控えてください。

【血圧上昇作用のある精油】
ジュニパータイム、ヒソップ、ローズマリー

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おすすめの使い方

マッサージ

循環系にはたらく精油のいちばんおすすめの使い方はマッサージです。10mlのキャリアオイルに精油を1〜3滴ほど垂らし、むくんでいる箇所や血行を良くしたい箇所をマッサージします。脚などは心臓に向かってマッサージすると効果的です。

アロマバス

アロマバスで身体を温めるのも効果的です。天然塩大さじ1(15ml)に精油を3〜5滴垂らします。循環促進作用のある精油を使うと、お風呂からあがったあともぽかぽかとして、体が冷えにくくなります。

ただし、クローブ、ジンジャー、ブラックペッパーなどスパイス系の精油は皮膚に刺激があるため、マッサージやバスには不向きです。

温湿布

ボウルにお湯をはり、精油を2〜3滴垂らします。手ぬぐいやハンドタオルを、精油を救うようにしてお湯に浸して絞ります。肩こりなど、血行を良くしたい箇所に当てて温湿布にします。タオルが冷めたら外します。デスクワークで疲れたときなどはとても気持ちがいいですよ。

まとめ

体の水分が滞ると、体がだるくなったり、むくんだり冷えやすくなったりします。実はこうした循環の滞りが、体の痛みや慢性的な疲れなどに繋がっていることも多いのです。日頃から、体が冷えたな、ちょっとむくみ気味かな、と思うときにはマッサージなどでこまめにケアすることをおすすめします。

また、むくみやすい時間や、体のなかで疲れやすい箇所が分かっていたら、予め予防として精油を使っておくと、症状が出にくくなります。

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