アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)の効果・効能を紹介しながら、毎日の体や心のトラブルなど、メディカルな活用の仕方をメインに健康や体調管理にも役立つおすすめの使い方をご紹介します。

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アロマテラピーの作用

胃腸の調子が悪いときに!消化器系にはたらくアロマテラピーの作用とおすすめの精油

投稿日:2016年11月3日 更新日:

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アロマテラピーには、原料となる植物ごとにさまざまな作用があります。ここでは、おもに胃腸などの消化器系にはたらきかける作用の説明と、その作用をもつエッセンシャルオイルを紹介します。

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消化器系にはたらくアロマテラピーの作用

西洋の漢方ともいえるアロマテラピーには、消化器の働きを助ける作用のものが多くあります。マッサージなどに加えて実際にそのハーブを料理に使ったり、ハーブティーを併用するとさらに効果的です。

消化促進作用(しょうかそくしん・さよう)

消化を助け活性化します。食後に吸入したり、腹部をマッサージするとよいです。

【消化促進作用のある精油】
アニス、カモミール、カルダモン、ジンジャー、タイム、ディル、バジル、フェンネル、ペパーミントベルガモット、マジョラム、マンダリン、リツァクベバ、レモンレモングラスラベンダーローズマリー

健胃作用(けんい・さよう)

胃の不調を癒やし活発にします。こちらも食前、食後に用いることで胃の負担をやわらげます。

【健胃作用のある精油】
アニス、オレンジカモミール、カルダモン、グレープフルーツ、コリアンダー、ジンジャー、ディル、ナツメグ、バジル、フェンネル、ペパーミントレモン

食欲増進作用(しょくよくぞうしん・さよう)

食欲を刺激し、高める作用です。夏の暑さや病後などで食欲がわかないときの助けになります。元気が出る香りのものが多いです。

【食欲増進作用のある精油】
アニス、オレンジグレープフルーツ、ジンジャー、タイム、バジル、フェンネル、ベルガモットレモン

食欲調整作用(しょくよくちょうせい・さよう)

正常な食欲の状態に整えます。気持ちのバランスを整え、暴飲暴食を防ぐ効果もあります。

【食欲調整作用のある精油】
フェンネル、バジルベルガモット

駆風作用(くふう・さよう)

腸内のガスを排出します。おなかが張るときにマッサージしてみましょう。

【駆風作用のある精油】
アニス、オレンジ、カルダモン、グレープフルーツ、コリアンダー、ジンジャー、タイム、フェンネル、ベルガモットペパーミント、マンダリン、レモン

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おすすめの使い方

マッサージ

キャリアオイルで希釈し、食前、食後に腹部をマッサージします。腸は時計回りに回転しているため、自分から見て「の」の字を描くようにマッサージするとよいです。胃腸の調子を崩しやすい方は日常的にケアしてみてください。

ハーブティー

これはアロマテラピーではないですが、消化器系にはハーブティーも併用するのをおすすめします。ミントティーやカモミールティーはスーパーで簡単に手に入りますし、ミルクやハチミツを混ぜても飲みやすいです。ハーブショップではその他のハーブも手に入ります。フェンネルは独特の香りがしますが、お腹を壊したときにはとても効果的です。

まとめ

柑橘系の香りは消化器系に働きかけるものが多いです。フレッシュで誰でも好む香りなので、気に入ったものを一本持っておくとよいでしょう。とくにレモンオレンジベルガモットは使いやすいのでおすすめです。ペパーミントとブレンドすると大変さわやかな香りで、かつ胃腸の働きも助けてくれます。

消化器系の不調はストレスが原因のことも多くあると思います。その場合は抗不安作用や鎮静作用のある精油を組み合わせ、ストレスを取り除く工夫を同時にしましょう。また、アロマテラピーだけに頼るのではなく、普段からお腹を温める、脂っこい食事を控えるなどの心がけも大切です。

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