アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)の効果・効能を紹介しながら、毎日の体や心のトラブルなど、メディカルな活用の仕方をメインに健康や体調管理にも役立つおすすめの使い方をご紹介します。

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ウッディ系

パイン精油(アロマオイル)の効果・効能とおすすめの使い方

投稿日:2018年1月3日 更新日:

パインは松の葉から抽出される精油です。

針葉樹林にいるようなさわやかな香りは、空気を浄化し、呼吸器系の症状を改善する作用があります。

多くの種類がありますが、エッセンシャルオイルの大半はスコットランドパインとノルウェーパインから抽出されます。

それでは、パインの効果・効能をみていきましょう。

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パインの効果・効能

パイン呼吸器とリンパ系に対する強壮作用があります。

気管支炎や咳などの症状をやわらげるほか、関節炎や筋肉痛の回復を助けます。

精神の疲れを回復する効果もあり、アロマバスにするとおすすめです。

心への働き

疲れた心をやわらげ、元気にさせる

体への働き

呼吸器系の痛みや、鼻づまりをやわらげる
・血液循環を促し、関節の痛みをやわらげる

肌への働き

・しっしんや切り傷、皮膚の炎症をしずめる

注意点・禁忌事項

皮膚に刺激があるため、肌に使用するときは希釈すること(10%以下)。

パインの学名・成分・主な作用

学名・産地・採油方法

学名

Pinus sylestris

科名 
マツ科

おもな産地
スコットランド、カナダ、シベリア、北欧

採油方法
水蒸気蒸留法

主な作用

  • 引赤作用
  • 去痰作用
  • 血圧降下作用
  • 抗菌作用
  • 抗炎症作用
  • 強壮作用
  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 刺激作用
  • 発汗作用
  • 副官皮質刺激作用

適用できる症状

  • カタル
  • 風邪
  • 気管支炎
  • 呼吸器感染症
  • 喘息
  • 副鼻腔炎
  • 関節炎
  • 筋肉痛
  • 神経痛
  • 神経疲労
  • 衰弱
  • 疲労回復
  • 免疫低下
  • リウマチ

主な成分

モノテルペン類:αピネン、βピネン、δ3カレン、テルピノレン、ミルセン、リモネン、サビネン
セスキテルペン類:βカリオフィレン、カジネン、フムレン、ロンギフォレン
エステル類:酢酸ボルニル
モノテルペノール類:ボルネオール

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香りの特徴

フレッシュな針葉樹の香り

相性のいい精油

フローラル系
ゼラニウム、ラベンダー

ハーブ系
タイム・リナロール、ローズマリー

シトラス系
オレンジ、グレープフルーツ、プチグレン、ベルガモット、マンダリン、ライム、レモン

スパイス系
ジンジャー

樹木系・樹脂系
サイプレス、シダー、ベンゾイン

おすすめのブレンド

気管支炎、呼吸器の慢性症状に…ユーカリ・グロブルス、ラヴェンダー
咳を鎮めるため…クラリセージ、フランキンセンス
疲労回復に…ブラックスプルース、ローズマリー

おすすめのメーカー

手に入りやすいもの

百貨店やネットで手に入りやすく、少量ずつ売られているため、初心者にもおすすめです。

身体への影響をふまえて、なるべくオーガニックのものをおすすめします。

メディカルグレードのもの

ヨーロッパの医療現場などで実際に使われている高品質のものです。
オーガニック認証についても厳しい基準をクリアしています。
体の不調の改善に使用する場合は、できればこちらをおすすめします。

まとめ

パインの効果・効能はいかがでしたか。

針葉樹系の精油には強壮作用があり、冬は身体をあたため、夏は疲労回復を助けてくれます。

疲れやストレスを感じたら、季節を問わず使用できるすっきりした香りのアロマバスで、体力回復しましょう。

以上、パインの効果・効能でした。

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