アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)の効果・効能を紹介しながら、毎日の体や心のトラブルなど、メディカルな活用の仕方をメインに健康や体調管理にも役立つおすすめの使い方をご紹介します。

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ジャスミン精油(アロマオイル)の効果・効能とおすすめの使い方

投稿日:2016年10月29日 更新日:

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甘く芳醇な香りのジャスミンは、ローズとともにクレオパトラが愛した香りとして知られています。うっとりとするような花の香りは「香りの王」とも呼ばれ、香水には欠かすことのできない香料です。

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ジャスミンとは?

クレオパトラが愛した香りの王

ムスクにも似たエキゾチックで甘美な香りを持つ花です。ジャスミンの香りには催淫作用があるとされ、インドやアラビアでは古くから媚薬としてつかわれていました。

クレオパトラが愛した香りとしても知られていますが、その精油は1トンの花から1kgぐらいしか取れないほど採油量が少なく、非常に高価です。

熱で香りが壊れやすいため有機溶剤抽出法を使い、こうして抽出された精油をアブソリュートと言います。

ジャスミンは夜に咲く花です。日没と同時に咲き始めますが、太陽が登ると香りが揮発してしまうため、夜明け前から収穫をはじめ、フランスでは朝10時、エジプトでは朝8時半ごろには収穫を終えます。

ジャスミンにはいくつかの種類があり、精油に用いられるのは主にスペインジャスミンジャスミンサンバックの2種です。

スペインジャスミンはつる性の植物で、16世紀にネパールよりスペインに移植されました。

ジャスミンサンバックは茉莉花、アラビアンジャスミンとも呼ばれ、インドネシアとフィリピンの国花として結婚式や儀式の際に使用されます。香りはスペインジャスミンにグリーンノートが加わった感じで、フレグランスにも使用されています。

女性を助ける深い花の香り

催淫作用があるとして知られていますが、他の深い花の香りのエッセンシャルオイルと同様に、心理面には多大な影響があります。

香油やローション、マッサージに少量使用することで気持ちを落ち着け、明るくし、リラックスさせてくれます。

また通経作用があるため、月経によるトラブルをやわらげたり、子宮収縮を促す作用があるため分娩促進に使われることもあるほか(そのため妊娠中は使用できません)、母乳の出を良くするとも言われており、さまざまな面で女性に役立つ精油です。

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ジャスミンの効果・効能は?妊娠中の使用は?

ジャスミンの効果・効能

*心への働き
・気持ちの高ぶりをしずめる
躁うつ、うつをやわらげる
・気持ちを明るくしストレスから解放する

*体への働き
パニックによる過呼吸を落ち着かせる
・心理面からくる月経の問題を改善する
・出産を補助する
頭痛、生理痛をやわらげる
・前立腺障害、インポテンツの症状を改善する

*皮膚への働き
皮脂のバランスを調整する
老化した肌を若返らせる

注意点

通経作用があるため妊娠中の使用は不可。香りが強く鎮静作用があるため、集中力を落とす可能性がある。運転中、仕事中の使用はひかえる。

原液使用について

皮膚刺激があるため、かならず1%以下に希釈して使用する

ジャスミンの学名・成分・主な作用は?

学名・産地・採油方法

学名
Jasminum officinale, Jasminum grandiflorum(スペインジャスミン)
Jasuminum sambac(茉莉花、アラビアンジャスミン)

科名 モクセイ科

おもな産地
フランス、エジプト、イタリア、モロッコ(スペインジャスミン)
インド、東南アジア、アラビア半島、中国、ポリネシア(ジャスミンサンバック)

採油方法
花の有機溶剤抽出法

主な作用

強壮作用(皮膚、毛髪、子宮)、抗うつ作用、神経強壮作用、鎮痙作用、鎮静作用、鎮痛作用、通経作用、皮脂調節作用、分娩促進作用、血圧降下作用、抗炎症作用、催淫作用

主な成分

<スペインジャスミン>
酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル、酢酸リナリル、ジャスモン酸メチル、アンスラニ酸メチル、安息香酸メチル、ネロリドール、ファルネソール、リナロール、ゲラニオール、ネロール、テルピネオール、ジャスミンラクトン、インドール、ファルネセン、cis-ジャスモン、オイゲノール

<ジャスミン・サンバック>
酢酸ベンジル、安息香酸ヘキセニル、酢酸ヘキセニル、安息香酸ベンジル、安息香酸メチル、リナロール、ベンジルアルコール、ファルネソール、インドール

香りの特徴

甘くエキゾチックなフローラルノート

相性のいい精油

シトラス系
オレンジ、グレープフルーツ、プチグレン、ベルガモット、マンダリン、レモン、

フローラル系
ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー、ローズ、ロックローズ

ハーブ系
コリアンダー、バジル、パチュリ、パルマローザ、メリッサ、ローズマリー

樹木・樹脂系
サンダルウッド、シダー、フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ

スパイス系
カルダモン、クローブ、シナモン

ジャスミンオイルのおすすめの使い方

落ち込み、不安、うつから立ち直れないときに

  • ジャスミン 1滴

ジャスミンのオイルを1滴、ディフューザーで香らせます。ジャスミンは香りが強いため、たった1滴でもすばらしい香りを感じられます。落ち込んだ気持ちをやわらげ、ストレスから解放してくれます。

頭痛、生理痛に

  • ジャスミン 1滴
  • キャリアオイル 10ml

キャリアオイルとジャスミンを合わせたマッサージオイルで、こめかみや下腹部をマッサージします。これは体を温める効果があり、かつ、不調を起こす心理的な要因も取り除いてくれます。ジャスミンは溶剤抽出で採油されるため、マッサージで使う場合は必ず良質のものを1%以下で希釈します。

おすすめのメーカー

手に入りやすいもの

ジャスミンのオイルは高価なため、少量ずつ売られている場合がほとんどです。マッサージなどに使用する場合はなるべく良質のものを選ぶことをおすすめします。

メディカルグレードのもの

ヨーロッパの医療現場などで実際に使われている高品質のものです。オーガニック認証についても厳しい基準をクリアしています。

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