アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)の効果・効能を紹介しながら、毎日の体や心のトラブルなど、メディカルな活用の仕方をメインに健康や体調管理にも役立つおすすめの使い方をご紹介します。

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フローラル系

ゼラニウム(アロマ)の効果・効能とおすすめの使い方

投稿日:2016年10月19日 更新日:

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バラに似たフローラルな香りをもつゼラニウムは、女性にうれしいホルモンバランス調整作用や、スキンケア作用に優れています。ピンクや赤の可愛らしい花を持ち、ヨーロッパでは修道院や家の窓辺を彩る、古くから活用されてきたハーブです。

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ゼラニウムとは?

ローズに似た香りの成分をもつハーブ

「ゼラニウム」というのはセンテッドゼラニウム(匂いゼラニウム)という葉が香る南アフリカ原産の200種の植物を指し、一般にアロマセラピーに用いられるのは正しくはペラルゴニウムです。ローズと同じ芳香成分であるゲラニオールやシトロネロールなどを多く含み、ローズに似た香りがほのかにすることからローズ・ゼラニウムとも呼ばれます。実際にはローズよりもやや強く、ビターでハーバルな印象です。

ゼラニウムのなかでは仏領レユニオン島産がもっとも香り高いと言われ、かつてこの島がブルボン島と呼ばれたことから、ブルボン・ゼラニウムと呼ばれます。バラの香りを思わせるローズ・ゼラニウムに対し、ブルボン・ゼラニウムはやや軽いリンゴのような香りがします。使用法としてはほぼ同じと見なして問題ありません。

心、ホルモン、皮脂のバランスを整える

ゼラニウムには心身ともにさまざまなバランスを保つ作用があり、落ち込んだ気分を明るくし、ホルモンバランスをととのえ婦人科系の症状をやわらげるほか、リンパの滞りを良くしてセルライトやむくみを解消したり、皮脂バランスを整える働きがあります。

さまざまな効用に加えて虫よけの作用もあるため、ヨーロッパでは魔除けに家の周りに赤いゼラニウムを植える習慣があります。プロヴァンス地方ではラベンダーと同じように小さな傷や火傷には原液で少量皮膚に塗布することもあります。

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ゼラニウムの効果・効能は?原液でも使える?

ゼラニウムの効果・効能

*心への働き
・沈んだ気分をやわらげ、明るく盛りあげる。
・ストレスを暖和する

*体への働き
・ホルモンバランスを整え、月経前緊張症(PMS)更年期障害の症状をやわらげる

*皮膚への働き
皮脂のバランスをととのえる
・しっしん、やけどの痛みや炎症をやわらげる

*その他
虫よけ作用(とくに蚊に効果的だと言われています)

注意点

ケトン類を含むため、妊娠初期(〜6ヶ月まで)は使用を避けること。

原液使用について

皮膚に刺激がある可能性のあるため、希釈しての使用をおすすめします。自己責任で原液使用する場合はオーガニックな高純度のものに限り、また部分的に少量のみの使用にとどめましょう。

ゼラニウムの学名・成分・主な作用は?

学名・産地・採油方法

学名
Pelargonium roseum, Pelargonium graveolens (ローズゼラニウム)
Pelargonium asperum(ブルボンゼラニウム)

科名
フクロソウ科

おもな産地
南アフリカ(原産地)、フランス、エジプト、イタリア、スペイン、モロッコ、アルジェリア、マダガスカル、仏領レユニオン島(ブルボンゼラニウム)

採油方法
葉の水蒸気蒸留法

主な作用

  • 強壮作用(肝臓、腎臓、膵臓)
  • 抗うつ作用
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用
  • 抗真菌作用
  • 昆虫忌避作用
  • 止血作用
  • 収斂作用
  • 創傷治癒作用
  • 調整作用(ホルモン、皮脂、心理)
  • 鎮痛作用
  • 瘢痕形成作用
  • リンパ強壮作用

主な成分

l-シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、ネロール、α-テルピネオール、蟻酸シトロネリル、l-イソメントン、メントン、メチルプタノン、ネラール、ゲラニアール、シトロネラール、cis-ローズオキシド、trans-ローズオキシド、1,8-シネオール

香りの特徴

やや強めのフローラルグリーンの香り

相性のいい精油

フローラル系
イランイランカモミールジャスミンネロリラベンダー

シトラス系
オレンジ
グレープフルーツベルガモットマンダリンメリッサリツァクベバレモンレモングラス、レモンバーベナ

ハーブ系
クラリセージ、スペアミント、バジルパチュリパルマローザベチパーペパーミントローズマリー

樹木・樹脂系
サイプレスサンダルウッド、シダー、プチグレンフランキンセンスベンゾインミルラローズ

スパイス系
カルダモン、コリアンダー

ゼラニウムオイルのおすすめの使い方

甘皮・二枚爪のケア

*ゼラニウム&レモン
5ml(小さじ1)のキャリアオイルにゼラニウム、レモンを各1滴まぜたもので爪のまわりをマッサージする。ローズゼラニウムには創傷治癒作用があり、レモンには爪や髪の再生を促す作用があります。レモンを使うため、使用後の直射日光は避けること。

保湿用フェイシャルオイル

*ゼラニウムのみ
ローズヒップオイル10mlにゼラニウム1滴をまぜたものでフェイシャルオイルをつくり、洗顔後の肌に少量をなじませます。ローズヒップオイルは大変保湿効果が高く、ゼラニウムは皮脂のバランスをととのえ、肌にハリをもたらします。同じくスキンケア作用のあるラベンダーを1滴加えてもよいでしょう。

ローズヒップオイルの代わりに、伸びがよく保湿効果の高いホホバオイルやスイートアーモンドオイルを使い、ボディオイルとして使うのもおすすめです。その場合は10mlのキャリアオイルに対し精油を2滴加えます。

更年期の不調に

*ゼラニウム&クラリセージ&サイプレス
バスオイル10mlに対しクラリセージ2滴、ゼラニウムとサイプレスを各1滴まぜ、入浴します。クラリセージ、ゼラニウムともにホルモンバランスを整える作用があり、日常的にケアすれば更年期の不調を和らげるでしょう。サイプレスは循環促進効果があるため、不調の原因となる冷えも防ぎます。

メーカーによる価格比較

手に入りやすいもの

百貨店やネットで手に入りやすく、少量ずつ売られているため、初心者にもおすすめです。当サイトでは体への作用、影響をふまえて、値段はやや上がりますがオーガニックのものを強くおすすめします。

メディカルグレードのもの

ヨーロッパの医療現場などで実際に使われている高品質のものです。オーガニック認証についても厳しい基準をクリアしています。体の不調の改善に使用する場合は、できればこちらをおすすめします。

その他

アメリカ発のブランドです。品質が高く、化粧用油として認定されており、皮膚に直接塗布することが可能です。

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